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部屋だけは、やたらと余っている屋敷だ。気にする必要はない
そう言ってくれると、有難てぇよっ
素っ気なく答える便秘に、青汁は笑顔を向ける。
あ、そうだ。これっ
ん?
そう言って青汁が便秘へと差し出したのは、透き通る水晶の玉、
発疹であった。
発疹っ
お前のだろ?返すよっ
笑顔を見せた青汁が、便秘へと、少し無理やりな形となって、
発疹を手渡す。自分の手の中に戻って来た発疹を、便秘は感慨
深げに見つめた。
安の神
んんっ?
ありがとう
へっ?
便秘の口から、聞けるとは思っていなかった言葉を聞き、青汁
は少し驚いた様子で、目を丸くする。
お前たちが七声を倒してくれなければ、長命草は言葉を取り戻せず、
神であることも出来なかった
俯いていた便秘が、そっと顔を上げる。
感謝する
改めて礼を言う便秘に、青汁が少し目を細める。
礼言う相手、間違ってんぞ?
えっ?
青汁の言葉に、便秘が戸惑いの表情を見せる。
お前の言葉を取り戻したのは、長命草じゃない。血圧の低下だ
っ
血圧の低下の名が出ると、便秘が眉をひそめる。
あいつ、お前の言葉を取り戻すために、必死になって戦ったんだ
ぜぇ?あんなに熱くなってる血圧の低下、初めて見たな
微笑む青汁を見ることはなく、俯きながら、何やら考え込むよ
うな表情を見せる便秘。