fast_symlink
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しかし別に副産物を発見。以前からinode_operationでsymlinkとfast_symlinkというものが何が異なるのか不思議に思っていた。
fs/ext3/namei.cのstatic int ext3_symlink (struct inode * dir, struct dentry *dentry, const char * symname)で
if (l > sizeof (EXT3_I(inode)->i_data)) { inode->i_op = &ext3_symlink_inode_operations; ext3_set_aops(inode); err = __page_symlink(inode, symname, l, 1); if (err) { drop_nlink(inode); ext3_mark_inode_dirty(handle, inode); iput (inode); goto out_stop; } } else { inode->i_op = &ext3_fast_symlink_inode_operations; memcpy((char*)&EXT3_I(inode)->i_data,symname,l); inode->i_size = l-1; }
ext2/3ファイルのシンボリック名はiノードのあるサイズ以下であれば直接iノードに設定され、そうでないならデータブロックを使用するというのは前知識としてあった。それがメモリーiノードについても同じような処理がされている。lはシンボリック名のサイズである。i_dataはメモリーiノードのデータブロックのようなものだ。もしそれがi_dataサイズより大きければsymlinkを、そうでなければi_data領域にシンボル名を設定し、その処理関数がfast_symlinkとなるようだ。