bzImage
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bzImageはLinuxカーネルのvmlinuxを圧縮した形式のファイル。/boot/配下にvmlinuz-xxxとして置かれているのはこのbzImage形式のカーネル。
bzImageの構造
bzImageファイルの構造を図1に示す。bzImageはまず大きく分けて3つのファイルからなる。フロッピーからのBoot時に使われるブートセクタ用ファイルbootsect.o(*1),低レベルの初期化を行うsetup.o,カーネルの圧縮イメージを格納したvmlinux.bin(*2)。これらの3つのファイルをarch/i386/boot/tools/buildコマンドにより結合してbzImageファイルを作成している。
図1 bzImageの構造
(*2) これらのファイルはカーネルコンパイル時にarch/i386/bootで作成されるので、ファイルの中身はこちらを参照。