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ソフト割り込み関連


BH ### 2.6では削除された ###
マルチプロセッサでも複数実行は不可
登録数は32まで。
(2.4の実装としては高優先度タスクレットとして登録され実行される)


タスクキュー ### 2.6では削除された ###
BHの拡張。
一つのBHに複数のハンドラを登録できる。

以下のタスクキューはBHの中で処理される。
tq_immediate 即実行用タスクキュー
tq_timer タイマ用タスクキュー
他にもタスクキューは存在する。


ソフト割り込み
マルチプロセッサの場合、各プロセッサで同じ割り込みが動作可能

タスクレット
ソフト割り込みの一つ。

複数のハンドラを登録できる。
複数のCPUで同時実行できるが同じタスクレットは同時実行できない。




softirq_vec[]

1. --------------+

1. --------------+

1. --------------+

1. --------------+

1. --------------+

:

1. --------------+

1. --------------+

ソフト割り込みのハンドラが登録される。
open_softirq()で登録する。
raise_softirq()でスケジュールする
(pendingフラグを立ててksoftirqd()をWakeupする)


tasklet_vec[] (HI_SOFTIRQ用にtasklet_hi_vec[]もある)

1. --------------+

CPU#0

1. --------------+

CPU#1

1. --------------+

:
タスクレットのハンドラを登録する。
tasklet_init()でtasklet_structを初期化して、
tasklet_schedule()によってtasklet_structをチェーンして、
TASKLET_SOFTIRQをスケジュールする


Kernel2.6ではソフト割り込みとタスクレットのみとなった。
また、新規の割り込みはタスクレットとして実装するように
linux/interrupt.hに記されている。