Prolog基礎
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基本的な構文
And と Or
ANDはコンマ,ORはセミコロン.簡単な例.hoge(X,Y) :- X > Y, write('ok!'); write('ng!').
同じ内容のORを,以下のように書ける.
hoge(X,Y) :- X > Y, write('ok'). hoge(X,Y) :- write('ng').
入れ子にしたい場合,括弧を使えば良い.
hoge(X,Y,Z) :- X < Y, ( Y < Z, write('xyz'); X < Z, write('xzy'); write('zxy') ); X < Z, write('yxz'); Y < Z, write('yzx'); write('zyx').if文のように使うことができる.
If と Else
次のように定義されている.If -> Then; _Else :- If, !, Then. If -> _Then; Else :- !, Else. If -> Then :- If, !, Then.上のAnd と Or による条件分岐より分かりやすく表現できる.使用例.
X > 10 -> write('Large'); write('small').
true と fail
trueは常に成功,fail は常に失敗.?- true; write('Hello'). Yes ?- fail; write('Hello'). Hello Yes
repeat
repeatは常に成功.さらに,バックトラックの無限の分岐点となる.次の例は,C(67)が入力されるまで,入力を読み続ける.
?- repeat, get(67) |: A |: B |: C Yes
否定
例えば,上の条件分岐の条件を反転してみる\+ X =< 10 -> write('Large'); write('small'). not(X =< 10) -> write('Large'); write('small').notは,古い形で \+ を使うのが推奨されているみたい.
演算子
割り算
整数X is Y // Z実数
X is Y / Z余り
X is Y mod Z
数値比較
等しい
is は,右辺だけ展開される,?- 6 is 2 * 3. Yes ?- 2 * 3 is 6. No型まで一致しないとダメ.(integer, float)
?- 6 is 4 * 1.5. No ?- 6.0 is 4 * 1.5. Yes=:= 左右とも展開され,数値の一致を見ている.
?- 2 * 3 =:= 4 * 1.5. Yes
数値比較演算子(左辺・右辺とも展開される)
演算子 | 説明 |
---|---|
=:= | 等しい |
=\= | 等しくない |
< | 小なり |
> | 大なり |
=< |
小なりイコール |
>= |
大なりイコール |